たぶん二周りくらい年は離れてるんですが、趣味の方向が似ている若いお客様がいて、コーヒーの話しになった時、自分で焙煎してると言う。「へー、じゃ今度飲ませてよ」なんて気軽に言ってたら、こないだの日曜日に本当に持って来てくれた。
いただいたのはケニヤ(と言ってた気がする…)の豆で、深煎り。焙煎したてだから、日曜日はまだ飲まない方がいいだろうとのことで、月曜と水曜に飲ませてもらいました。
コーヒーは普段ブラジルの決まった焙煎の豆しか飲まないし、感想なんて述べることがないから、うまく表現できないのだけど、まず明らかに水曜に淹れた方が美味しかった。なんというか、苦みの中に美味しさがあって、これははじめて味わう感じでした。欲を出せば、この先あと10日くらい試してみたかったです。
で、冷めていくとその感じはなくなってきて、なにか別の味がする。それがなんなのかわからなくて、少しずつ口に含んでは、舌の前、後ろへところがし、飲み込み、でもなかなかつかめない。不思議なもので、さっき感じた味が、次に飲んだ時にはもう感じない。でも意識して味を感じ取ろうとしながら飲むと、何か別の味を感じることがあるから楽しい。意識して、というのが大事なんだな。
今週都内は急激に気温が下がって、今日はいよいよフリースを着ていますが、寒い季節に飲む深煎りのコーヒーって美味しい。