陶磁器やガラス製品は厚手のものが好きです。持ち上げた際に手にずっしりくる重量感と、やはり丈夫さは大きな魅力です。食器でいうとアメリカのダイナーウェア、メイソンジャーなら1950年代以前のイギリス製、日本の石皿、そしてガラスのバッテリーケース。
先日、珍しく木の蓋が付いたバッテリーケースを仕入れたので、ご紹介します。

味噌や米を入れておく円筒状の瓶でしたら木の蓋が付いたものがありますが、四角なのでやはりバッテリーでしょう。おそらく工場の動力装置のようなものに付属していたものと想像しますが、今回入荷したものは取り分けガラスが分厚い。高さも28cmあるので、重量はかなりのものです。

ガラスは緑がかっていて、シワや気泡の入った味のある質感をしています。欠けや落とせないシミなどダメージは残りますが、補って余る魅力があります。
水槽やフラワーベースといった使い方はもちろん、小物入れにしてもいいですし、コレクションのディスプレイなどにも使えるかと思います。
蓋付きガラス製バッテリーケース
