1920年代のメカニカルなタイプライター

この週末は11/22(土)が17時で閉店、11/23(日)は12時開店となります。不規則な営業が続いてしまいますが、どうかお気をつけ下さい。

タイプライターはわりとケースに入れて保管され、さらに構造がシンプルだから、使える状態で残されていることが多いです。インクリボンは尾河商会さんで販売されているから、きれていれば交換することができるわけですが、今日紹介するタイプライターは残念ながら実用は不可。けど「使えなくてもいい!」と思わせる魅力があります。

CORONA 3 タイプライター
CORONA 3 タイプライター
CORONA 3 タイプライター

アメリカはCorona Typewriter CompanyのCorona3というモデルのタイプライターになります。なんと二つ折りにしてケースに収まりますが、本当にコンパクト。

製造は1923年なので、既に100年が経過。プラスチックがまだ発明されていなかった時代だから、本体も部品もほとんどが金属製。脚は硬化しているけど、おそらくゴムで、用紙の巻き上げつまみはひょっとするとベークライトかもしれませんが、とにかくメカメカしいこの素材感と、そしてアールデコ全盛期のこのデザイン。

古物は傷やサビなどがあるからこそ好きになるというのが僕の場合はほとんどだけど、このタイプライターは新品の状態でも気に入ると思う。
CORONA 3 タイプライター

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