丸型の掛け時計を2台アップしました。どちらもムーブメントは破損していたため、クオーツに交換済み。単三電池1本で動いてくれて、音も静かです。
12の数字の下にスモールセコンドが入った掛け時計。文字盤はペイントがひび割れていて、日本の古い掛け時計にはない趣きですが、スイスの時計のようです。年代は判別が難しいですが、1920年代以前のものと推測します。
文字盤は真っ白ではなく、淡く色づいたアイボリー。木部の傷や色づき、金属の錆びやくすみは見受けられますが、ひどいレベルのダメージは見られません。
OPAL(オパル)掛け時計 電池式クオーツムーブメント交換済み
昭和のはじめ頃のものと思われる精工舎の丸形時計です。文字盤は紙製で、シミやヤケが見られる、紙ならではの味のある経年変化。
直径は文字盤が35cm、背面で42cmある大型サイズで、ケースはおそらく漆塗りかと思われます。本体は傷や表面の剥がれ等見られますが、ガラスの枠は錆びがなく、全体的に良い状態をキープしています。
昭和初期 SEIKOSHA(精工舎)掛け時計 電池式クオーツムーブメント交換済み