あたたかみのあるベージュ地に砂粒を散らしてロゴを縦に4つ並べた、特徴的なデザインのNestle(ネスレ)のマグカップ。ようやく状態の良いものが入荷したので、オンラインストアにアップしました。
1950年代までNestleはマグカップの製造をShenangoやSterlingといったアメリカのメーカーに発注していましたが、こちらは1960~1970年代に日本のメーカーに発注していたものになります。この頃、日本で作られアメリカへ渡った食器はピンからキリまで色々ありましたが、このNestleのマグはピンの方に入るでしょう。
ロゴを4段も並べているのにゴテゴテした感じはなく、またレトロな雰囲気もなく、完成された普遍的なデザインと言ってもいいんではないかと。マグカップは無地が好きですが、これは別。