「Chicago Watchclock Station」と言っても、何も駅の名前ではありません。Watchclockは警備員が警備の際に時刻を記録するための時計のこと。この時計に鍵を差し込むと、セットされた紙に時刻が打ち込まれる仕組みになりますが、ここで使用する鍵を収納しておくためのボックスがこのStationになります。簡単に言ってしまえばキーボックスというわけです。
電子機器の発展により1900年代の中盤以降、こういったアナログなシステムは徐々に姿を消してゆきますが、こちらは1800年代の後半から1900年代のはじめ頃に使われていた一品になります。
元の使い方と同じように壁に取り付けて、キーケースや小物入れとしてお使いいただくのもいいのですが、重量感があるので、小物入れ兼ペーパーウェイトなんて使い方もありでしょう。表面は鋳物特有のゴツゴツした無骨な表情。インダストリアルな雰囲気がお好きな方はぜひ。