今朝はパソコンの調子が悪く、ようやく立ち上がったと思ったら今度はプリンターが紙詰まりを起こしてくれたりして、朝からもう散々。
今日は純和風なこちら。江戸末期~明治期の向付(むこうづけ)、今でいうところの湯飲み茶碗たちです。絵柄はすべて藍色になりますが、一口に藍と言っても、鮮やかな色味からくすんだ感じのものまで様々。また一つの器だけ取り上げてみても、手描きの場合は描いてゆくうちに徐々に色は薄くなってくるわけで、印判(プリントによる絵付け)だったら版のつなぎ目が重なって濃くなっていたり、逆に微妙にスペースがあいてしまっていたりして、手作業のかおりはそこかしこからプンプン感じられます。
向付は湯呑み茶碗以外にも、いろいろな使い方ができます。例えば酢の物やお漬物などを入れる小鉢になりますし、プリンやヨーグルトなどデザート用にも使えます。またそば猪口にもなりますし、コーヒーカップにしてみるのも意外とありだと思う。
向付に限らず、藍色の模様が入った和食器を眺めていると、なんとなく日本の原風景でも眺めているような、穏やかな気持ちになります。そして次に様々な料理が思い浮かんでくる。ああ、そろそろおでんが食べたいな。
古伊万里 染付 向付 湯呑み 二客セット 訳あり
古伊万里 染付 向付 湯呑み
古伊万里 染付 向付 湯呑み 訳あり
古伊万里 染付 微塵唐草 向付 湯呑み
印判 微塵唐草 向付 湯呑み
古伊万里 染め付け 蛸唐草 向付 湯呑み