使われずに残されていた大正時代の東洋陶器の小皿

東洋陶器の大正時代の小皿

東陶機器(TOTO)が、かつて東洋陶器という社名の時代に作っていた小皿が、紙に包まれたままの未使用の状態で入荷しました。

裏面の刻印は、東洋陶器が設立された1917年から1921年までの間、使用されていたもの。現在は衛生陶器、いわゆる便器でお馴染みの会社ですが、当時は食器と衛生陶器という対称的なものを作っていたというところにおもしろみを感じてしまいます。

東洋陶器の大正時代の小皿

見込みにアユのような魚が二匹、ゆったりと静かに泳いでいます。俗っぽさはなく、瀟洒な一品。

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東洋陶器の大正時代の小皿