7/26(火)は休ませていただきます。どうかお気をつけ下さい。
今日はいろいろなガラス瓶をアップしました。
酒器のようなフォルムのこちらは、戦前につくられていた目を洗うための瓶。アンバーは扱ったことがありましたが、クリアガラスは初めての入荷となります。ガラスは薄手で、注ぎ口は細く、よく残っていたものだなと感心するくらい繊細なつくりをしています。
洗眼瓶
勝手に蕪型徳利としていますが、花瓶かと思っております。お好きなように楽しんでもらえたらなと。ガラス内には落とせない曇りが少し残りますが、欠けなど強いダメージは見られません。容量は首の中央付近までで140ml程度の小ぶりなサイズ感になります。
小ぶりな蕪型徳利
でっぷりしていて安定したフォルムのガラスの徳利。ガラスはやや厚みがあり、相応の重量感。側面に花の模様が彫ってあります。容量は首の付け根まででおよそ860mlほどになります。
模様を彫ったガラスの徳利
高さ36cmほどの大きなメディカルボトル。涼し気な淡い水色で、ガラス内には細かな気泡がかなり詰まっています。内底と内壁に落とせない曇りが残りますが、割れ欠けはなく、おおむね良好なコンディションと言えるでしょう。一輪挿しにはもちろん、涼しげなのでそのまま飾ってもらうだけでも十分楽しめます。
大きなメディカルボトル
フレームに収められた横置きタイプの菓子瓶6本のセットです。戦前から駄菓子屋で使われていたもので、この手の菓子瓶としては珍しい短いタイプ。ただし2cm程長いものが1本含まれ(上段中央)、おそらく破損してしまったため、後年サイズの合うものを探したのでしょう。そのため価格は考慮していますが、長年大切に使われてきたというプラスの意味でとらえてもらえたらと思います。
年代的には1940~1950年代頃の古いもので、ガラスには気泡やうねりといった特徴が見られます。ガラスや蓋はクリーニング、フレームはある程度錆びを磨き落としてありますが、ガラス面の曇りや口の小さな欠け、蓋のくすみや凹み、フレームの多少の錆びは残りますことをご了承下さい。
6連の菓子瓶