薄く削った木材をくるっと丸めて作った、曲げ物と呼ばれる容器です。写真ではサイズ感が伝わりづらいかと思いますが、弁当箱ではなく、おひつでもなく、直径30cmを超える、かなり大きな一品。
ぱっと見た感じでは、欧米のグレインメジャー(穀物の計量カップ)にも似ていますが、用途がわかりません。野菜などをごろごろ入れておくためのものでしょうか。
傷やシミの他、側面の亀裂や底の割れ、欠けや釘の飛び出しが見受けられますが、カビ臭はなく、木のよい香りがします。植木鉢のカバーにしたり、小物の整理に使ったり、帽子の収納というのもありかなと。