ウォルター・ボッセのペンギン

マジョリカ焼きのペンギン

ウォルター・ボッセの愛くるしい陶器のペンギンをUPしました。1950年代以降にドイツのカールスルーエにあるマジョリカ焼き陶芸工房(State Majolica Works)にて販売された一品です。

陶器製のフィギュアをガラス質の透明な釉薬で覆うグレイズ加工がされており、表面にひび割れ模様ができています。また動物の目が単純なホール(穴)で表現されている事などが特徴のシリーズです。

ペンギンのモチーフはボッセが好んで用いた動物のうちのひとつですが、このペンギンは左右の羽が微妙に非対称になっている、秀逸なデザインの一品です。なおペンギンの彩色には様々なバリエーションがありますが、このペンギンは白と黒のみというとてもシンプルな仕上げとなっております。なおくちばしの先と羽に見えている赤茶色の部分は、おそらく粘土の地色が出ているものと思われます。

作られた年代は不明ですが、グレイズ加工の剥げはまったく見られれず、コンディションは非常に良好です。製造過程で生じた気泡や塗り残しは見られますが、工業製品にはない温かみを感じさせます。

Walter Bosse(ウォルター・ボッセ)マジョリカ焼きのペンギン