古き良き時代の西アフリカのストライプ模様の藍染め

コートジボワールの藍染め古布

西アフリカのセネガルからカメルーンに至る地域では、かつてストライプ模様の藍染めの綿布が、主に人々の日常的な衣装として使われてました。これらの布は10cm前後の幅の細い手織りの布を繋いで作られており、ほつれては縫い直しながら、大切に使われ続けました。ご紹介する布は、その中でもコートジボアール北部で使われていた藍染め布になります。

サイズ的には女性が身にまとっていた布になりますが、衣装の他にも赤ちゃんをくるんだり、物を包んだりと、生活の中で様々な用途に使われていたそうです。年代的には1920~1950年頃と、かなり古い布のため、ほつれなどのダメージは見られますが、クリーニング済みですので、テーブルクロスやソファカバー、ストールやひざ掛け、敷き布等、実際に使ってお楽しみいただけます。

化学染料の浸透により、昔ながらの藍染めはほとんどその姿を消してしまい、今ではこういった古い布を残すのみとなってしまいましたが、この古い布自体、その数をどんどん減らしております。お好きな方はぜひ。

コートジボワールの藍染め古布

ちなみにブルキナファソの藍染め古布も多数ストックしております。