Ball Jarの初期のラインとなるBall Masonシリーズがまとまった数入荷しておりまして、少し前にもアップしたばかりですが、今日は小ぶりな16ozサイズを2点アップしました。Ball Masonシリーズ自体、年代が古いだけに希少ですが、このサイズはさらに残存数少なめです。お探しだった方はお早めに。
カラーはどちらもアクアブルーとアクアグリーンの中間といった爽やかな色味で、ロゴマークはアンダーバーの右端がループしている1896~1910年のタイプ。なおBall Masonシリーズの製造期間が1898~1914年であることを考えると、この2本のメイソンジャーは1898年~1910年の間に製造されていたことがわかります。
なおボトルの継ぎ目に注目してみると、ボディと首部分の継ぎ目が片方はつながっていて、もう片方はずれています。これは当時導入されていた機械による違いで、ずれている方(上の写真左)は1898年に導入されたセミオートマチックのF. C. Ballというマシン、つながっている方(上の写真右)は1900年に導入されたBall-Binghamというマシンによって製造されています。
100年ちょっと前の非常に古いガラス瓶ですが、そのわりに傷や曇りは少なく、気持ちよく使える非常に良好なコンディション。コレクションとしても価値あるメイソンジャーですが、さらに状態も良いという稀有な一品です。早い者勝ち!