蕎麦猪口っていろいろ使えるんです

東京はソメイヨシノが満開と発表されたところですが
昨日から非常に風が強いんです。

気温も上がり、ようやく春らしくなってきたところで
その象徴とも言える桜の花びらが強風にあおられている・・・

なんだかもったいない気がしますし
やっぱり桜の花びらは
微風にのってひらひら舞っている姿が好きだなぁ。

さて、昨日は印判や染付のそば猪口を数点アップしてますので
ご紹介します。

染付の蕎麦猪口

そば猪口は、もともと蕎麦の汁をつけるためのものではなく
和え物などの料理の盛り付けに使われていた鉢。

これが江戸時代中頃になると
お酒を飲むためのコップや
蕎麦汁を入れるための容器として使われ始め
現在では新しい使い方の方が主流となっています。

ちなみに蕎麦猪口という呼び方は
明治時代になってからだそう。

上の写真は簡素ながら味わいのある山水画の染め付け
下の写真は印判による細かな図柄の蕎麦猪口となっています。

→ 猪口、湯呑み一覧

印判の蕎麦猪口