塩釉炻器壺 19世紀 ドイツ

塩釉せっ器壺

Salt Glaze Stoneware Crock(塩釉炻器壺)

ここ最近、わかりづらい横文字表記はできるだけやめて、日本語で表記するよう切り替えています。でも今日アップしたこの壺は、かなり悩みました。「塩釉せっ器壺」。塩釉?せっ器?なんて思われたらどうしよう。やはり横文字の方がいいんでは?などと心配しながらアップしました。

せっ器は「炻器」と書きますが、楽天市場では「炻」の字が文字化けしてしまうため、「せっ器」としております。

塩釉せっ器壺

塩釉(えんゆう)。焼成中に窯の中へ塩を入れると、ナトリウムと陶土の成分が反応を起こして、表面にガラス質を作ります。ヨーロッパにおける塩釉の発祥は14世紀のドイツと言われていて、その後、ヨーロッパ各地へ、そしてアメリカへと渡ります。

Pinterestなどを見ていると、塩釉の大きな壺をずらっと並べている写真が見られますが、コレクターも結構いるのだと思います。19世紀のアンティークとなると、かなりの値。しかし今回、ラッキーなことに非常に安く購入できました。色ツヤも素晴らしいものがあります。ぜひご覧ください。

塩釉炻器壺
塩釉炻器壺(ヒビあり)