Kerrの初期となる1900年代はじめ頃の古いメイソンジャーが入荷しました。現在はBallと同じメーカーの傘下で姉妹品として販売されているKerr。昨年のメイソンジャーブームで少しは名前も知られるようになりましたが、いまいちぱっとしない印象をお持ちの方も多いことでしょう。ですが、ガラスの質感はピカイチです。
1900年代初頭のメイソンジャーといったら、どのブランドもシワやゆがみ、気泡といった古いガラスならではの特徴が見られますが、Kerrの初期のジャーにはこういった特徴が顕著に見られるんです。ガラスはもうトロトロの質感。ちなみにこういった特徴は、Atlasの初期のボトルにも見られます。
今回入荷したKerrのジャーは、蓋がねじ込み式ではなく、ぱかっとはめるだけの蓋をバンドでおさえつける形のもの。ゆえに密閉を必要とする食べ物の保存には向いていませんが、袋入りのお菓子や小物の収納など、それなりの使い方ができます。日々お使いいただきながら、ぜひこのガラスの質感をお楽しみください。