AtlasのワイヤータイプE-Z Sealのメイソンジャー

Atlas E-Z Seal Jar

ワイヤータイプとなるAtlasのE-Z Sealシリーズのメイソンジャーを7点ほどアップしました。このブログを書いてる時点で一点は売れてしまったので、残り6点となります。

Atlas E-Z Seal Jar

Atlasの歴史

正式な社名はHazel-Atlas Glass Company。1887年創業のHazel Glass and Metals Companyと1896年創業のAtlas Glass Companyが1902年に合併してできた会社で、かつてガラスの製造においては、かのOwens-Illinois Glassに次いで大きなメーカーでした。

1956年にContinental Can Companyに買収され、半世紀以上に渡る歴史はひとまず幕を閉じますが、売却後も実はAtlasブランドの製品は製造が続けられていたそうです。ちなみにメイソンジャー以外では、ミルクガラスのマグカップなども有名です。

E-Z Seal Jarとは?

E-Z SealはAtlasのメイソンジャーのシリーズの名称の一つです。1900年頃~1964年代まで製造されていたロングヒットモデルで、ボトルの口はガラスの蓋をワイヤーでおさえつける形となっているところが特徴です。

Atlas E-Z Seal Jar

製造年代について

Atlasのメイソンジャーは情報が少なく、Ballのように年代を特定できないのが現状ですが、今回入荷したものはE-Z Sealシリーズの中でも前期のモデルが6点、後期のモデルが1点と、古いモデルが中心となっております。

Atlasのメイソンジャーのオススメのポイント

Atlasのメイソンジャーの中でも古い年代のものには、ガラスに気泡やシワ、うねりといった特徴が強く見られます。これらの特徴は古い時代のガラスならではのもので、メイソンジャーの見どころの一つとなっておりますが、古い時代に作られたからといって、どんなメイソンジャーにも見られる特徴というわけではありません。

当店ではガラスの質感を重視されるお客様には、AtlasおよびKerrの古いシリーズを当店ではよくオススメしております。

Atlas E-Z Seal Jar

新たしいものでも半世紀以上も前に製造されたメイソンジャーです。そのためワイヤーには多かれ少なかれサビが見られますが、手に触れる可動部分のワイヤーは一旦取り外して入念に磨きましたので、安心してお使いいただけます(メイソンジャーに巻き付いているワイヤー部分は取り外せないため、まだサビが残っています)。

→ Atlas E-Z Seal Jar 小ぶりな16ozサイズ / 一般的な32ozサイズ
Atlasのメイソンジャー一覧