ハンドルの付いていない、通称「ウォッチマンズマグ」追加しております。
ウォッチマンズマグはU.S.Navy(アメリカ海軍)が船の中の食堂で使うために作らせたマグカップ。持ち手は付いておらず、これでもかというくらいの分厚い作りが特徴です。
上の写真、手前右側に写っている小ぶりなものは、正確にはウォッチマンズマグではなく、戦後一般向けに作られたものになります。さほど厚みはなく、カスタードカップのような使われ方もしていたかもしれません。小さめのそば猪口といったサイズ感で、和食にも違和感なく使えそうです。
他の3点はいずれも分厚い作りで、ずっしり重たいです。径も大きいので、男性でも持ちづらいと感じるかもしれません。船の中という、ある種特殊な環境で使うことを目的として作られているため、丈夫さが最優先された作り。握力に自信のあるお客様はご覧ください。
→ Jackson ウォッチマンズマグ 1920~1930年代
→ Sterling ウォッチマンズマグ 1951年製
→ Unknown ウォッチマンズマグ 1940年代前後
→ Walker 小ぶりな湯呑みタイプのマグカップ