少し前にアップしたMason’s Patentのメイソンジャーが一本も売れておりませんが、懲りずに小ぶりなジャーを2本アップしました。
「JUMBO」ブランドのピーナッツバターの販売に使われていた瓶になります。ピーナッツバターと言えばSkippyが有名ですが、JUMBOの方はさらに歴史が古く、1898年の創業。この瓶はデザインがとにかく面白く、ゾウのロゴマークと斜めのエンボスラインがほぼ全面に入っています。スーパーの商品棚でいかにして手にとってもらえるかがキモなわけで、家庭用の保存瓶とは凝り方が違います。
容量はおよそ280ml。元の蓋は損なわれていましたが、かわりに実用的な蓋を用意しましたので、コーヒー豆やお茶っ葉、ナッツやお菓子なとの保存瓶としてぜひ。
Jumbo Peanut Butter Jar 10.5oz
現在はBallの姉妹ブランドとしてギリギリ存続しているKerrも、かつては革新的な蓋を開発するなど、メイソンジャー業界に残した功績は多大なものがあります。ご紹介するのは、Kerrが自社での製造をはじめたばかりの1920年代のメイソンジャー。この頃のKerrは品質が安定していませんでしたが、かわりにシワやゆがみがかなり強く見られるという、ガラス好きにはたまらない魅力が詰まっています。さらに紫外線ライトで蛍光するという特徴も持っており、見どころ満載です。
残念ながらどうしても落とせないシミが残りますが、蓋はKerrの純正品で強いサビもなく、キレイなコンディション。こちらもぜひ使って楽しんでもらえたらなと。
Kerr Self Sealing Mason Jar 16oz 1920年代