欧米の方ではスポンジや布で模様を描いたスポンジウェアや、息を吹きかけてインクを飛ばして模様をつけるスパッターウェアというものがあって、陶器やホーロー、メラミンの食器によく見られます。熱心なコレクターもいるらしい。
でも日本であまり普及していないところを見ると、日本人の好みからはちょっと離れているんじゃないかなと思う。モヤモヤっとしたあの模様を受け付けない人がいるというのは、なんとなく理解できてしまう。でもご紹介します。ブルーのスポンジウェアのパイ皿です。
このパイ皿、側面と底にしか絵柄が入っていないところが一番のポイント。ボウルやマグといった深さのあるものだと、内側に模様が入らない場合も多いんですが、これはそうじゃない。高さもあまりないから、模様が目立たないんです。
大きさは直径約22cm。パイ皿はもちろん、サラダやおかずの盛り付けに、はたまたパスタやご飯物などにも使えるサイズの一品です。