大日本麦酒の瓶のロゴや色味の違い

古いビール瓶なんて高く売れるものでもないし、需要もほぼないとは思いますが、数があるうちに比較できるところもあったし、その中から面白いボトルをピックアップしてオンラインストアにアップしました。

戦前のビール瓶
戦前のビール瓶

無銘の麦酒瓶
大日本麦酒瓶(アンバー)
大日本麦酒瓶(グリーン)
麒麟麦酒 キリンビール 瓶

中でも大日本麦酒の瓶は9本ほど入荷していますが、ロゴや色味、ガラスの質感などに違いがあったので、記録しておきます。

大日本麦酒は1906年(明治39年)に札幌麦酒、日本麦酒、大阪麦酒の3社が合併、財閥解体により1949年(昭和24年)に朝日麦酒(アサヒ)と日本麦酒(サッポロ)に分割されたビールメーカーになります。

手元にある9本だけ比べてみても、気泡の数や歪みにだいぶ違いがありますが、製造されていた43年の間にガラス製造の技術はかなり向上したのでしょう。

大日本麦酒瓶のガラスの色の濃さの違い

濃い順に並べてみました。ガラスの色は7本ともアンバーですが、結構違いがあります。

大日本麦酒瓶のマークの違い

肩に入った文字「TRADE ◯ MARK DNB」の「◯」のマーク。正確には円の中心に点が入っていますが、この円のサイズが3種類ありました。

大日本麦酒瓶のマークの違い

同じく肩に入った文字列の中の「DNB」の部分。左のタイプは「N」の文字が簡略化されているため、年代が新しいのでしょう。

大日本麦酒瓶の底のマークの違い

一番左。肩の「DNB」の「N」の字が簡略化されていないボトルの底には「K」と入っています。おそらく古い時代のもの。

大日本麦酒瓶の底のマークの違い

中央。見えづらいかと思いますが、「20」と「A」の文字が入っています。ガラスの仕上がりがキレイなので、新しい年代のものと推測します。

大日本麦酒瓶の底のマークの違い

一番右。9本中7本は、この星のマークとなってました。星の左右に数字、下にアルファベットが入っていますが、年号や工場の番号でしょうか。

なお瓶に当時貼られていたラベルは戦時中、敵性語の排斥によって一時漢字表記となっていたそうですが、瓶に直接エンボスで入った文字はアルファベットのままだったのだろうか。このへんは新しい情報がつかめ次第、改めて報告したいと思います。

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