作りが良く、しびれるくらいかっこいい日本のミリタリートランクが入荷しました。米軍にもこんなかっこいいトランクないのではなかろうか。

天板に「防疫獣醫极」と入ってますが、醫极=医极で「いきゅう」と読むのだそうです。変換しても出てこない。医療関連の器具や薬品等を収納するトランクということですが、獣医极なので獣医用になります。対象は主に軍馬だったかと思いますが、戦車が登場するまで軍馬の役割というのは非常に大きく、大切にされていたのだそうです。

素材は木製ですが、内外金属で補強され、蓋のフチには革が巻いてあります。

横幅74cmと、トランクとしてはかなり大きいので、物を収納した状態だと相当な重量になったはず。側面の持ち手は片側二つずつ付いているので、二人がかりで運搬してたものと想像します。

内底のスタンプに昭和16とあるので、第二次大戦時のもの。状態はすこぶる良く、傷やサビ等ありますが、強いダメージは見られません。内部も気になるニオイはありませんので、収納兼カフェテーブルのような使い方もできるかなと。
陸軍獣医部の収納ボックス
あわせて読みたい


陸軍通信部隊の木箱
今日は第二次大戦頃のアメリカの木箱をご紹介します。 通信・情報システムの構築と管理を担うアメリカ陸軍通信部隊 (U.S. Army Signal Corps)の木箱になります。傷や欠…
あわせて読みたい


ペイントの剥がれかかった木箱
近所を走る旧中川では近年アオサギが見られるようになりましたが、灰色の羽をしたこのサギをアオサギと呼んだ日本人の感性が好きです。 今日アップした木箱も、灰色は灰…
