ベトナムはターイ族の対照的な2枚のブランケット

今日はベトナムで仕入れた2枚のターイ族の布をご紹介。

白ターイ族ブランケット

まずは色鮮やかな織り糸が特徴の白ターイ族の布。ピンクのくねくねした模様はナーガ(仏陀を守護する龍)を表していて、ターイ族の信仰の深さがうかがえます。糸の切れや褪色などといったダメージは見られますが、数十年という年を経た風合いとして楽しんでいただけるレベルかと思います。
https://item.rakuten.co.jp/sho-zo/thai-blanket-1/

黒ターイ族ブランケット

こちらは対称的にジミな色使いをした黒ターイ族の布。濃紺の織り糸は褪色してきていますが、場所によって色味が微妙に違っているので、もともとの染め具合が違っていたのでしょう。織模様もおおぶりで、中国の少数民族のような緻密さはありませんが、インドシナの人々のおおらかさみたいなものが感じられて、個人的にすごく好きです。
https://item.rakuten.co.jp/sho-zo/thai-blanket-2/