木彫りの鳥

入荷した商品や、商品が入った段ボールがあちこちに置きっぱなしのままのこの店内で気になるものをじっくり探してくれた皆様、ありがとうございました。週末も引き続き入荷した商品をクリーニングしつつ、撮影をしつつ、営業します。

さて、今日は2種類の木彫りの鳥をアップしました。ぜひご覧ください。

笹野一刀彫 五代目甚五郎 鶏

北海道の木彫りの熊がブレイクし、地方の伝統的な郷土玩具がにわかに注目を集めていますが、そのうちの一つに山形県の笹野一刀彫「お鷹ポッポ」が挙げられます。が、笹野一刀彫には鷹以外のバリエーションがあることを最近知りました。それがこの「鶏」。

お鷹ポッポのような目の鋭さはなく、つぶらな目。そしてなんといってもくるくるにカールした尻尾が特徴的です。高さは20cm弱と、さほど大きくはなく、飾りやすいサイズ感かなと。
笹野一刀彫 五代目甚五郎「鶏」

木彫りの雷鳥

数少ない雷鳥の生息地の一つ、立山の木彫の雷鳥です。台座は木の皮を残し、粗く削ったもので、その上に雷鳥を固定したつくり。よく見てみると、目はガラス玉がはめ込まれています。

土産物なのかもしれませんが、野暮ったい感じはなく、なかなかいい雰囲気です。熊やお鷹ポッポのような直球ではなく、変化球で攻めたいお客様へ。
木彫りの雷鳥