ボク個人としては、ヴィンテージのメイソンジャーはコーヒー豆やお菓子など、ほとんどが食品の保存用に使っています。なので安心して使えるコンディションというのが、メイソンジャーをまず選ぶ条件になってくるわけですが、ガラスはほとんどの場合、磨けばキレイになります。が、蓋は金属の場合、そうはいかない。磨くと言っても限界があって、どうしてもサビが落としきれない場合も多い。となると、サビを気にせずに使える蓋はないものか？となるわけですが、あるんです。
現在メイソンジャーの蓋と言ったら、薄い金属の円盤をリングで締めて留めるタイプ（例えばコチラ）か、もしくはガラスの蓋をワイヤーで押さえつけるタイプ（例えばコチラ）が一般的ですが、かつてはガラスの蓋を金属のリングで締めて留めるタイプのものが存在しました。これならジャーの中身は金属に触れない構造となるため、食べ物の保存にも安心して使えるというわけです。
KilnerやForsterといったイギリスのジャーをはじめ、Ballなどにも若干このタイプの蓋が存在しますが、中でもサビに強いアルミのリングを採用したPrestoの蓋は、実用性のみならず、デザインの点でも群を抜く素晴らしい作りとなっております。ヴィンテージのメイソンジャーに食べ物を入れて使いたいという方はぜひ。
Vintage Presto Glass Top Closures
Vintage Presto Glass Top Closures（訳あり）
