7/9(日)は休ませていただきますので、お気をつけ下さい。
ブログを打っている間に売り切れてしまいましたが、すごくいいものなので紹介だけさせてもらいます。ZASSENHAUS(ザッセンハウス)のコーヒーミル156。
このモデルはザッセンハウスが倒産した後、2008年にKUCHENPROFI社により買収されてからもサンティアゴと名称をかえて製造が続けられていますが、本品は西ドイツ時代に作られた1980年代のミルになります。
ミル本体は幅が狭く、両側面がゆるやかにくぼんだフォルムをしていますが、これは膝の間に挟んで挽くことを考慮した形状。挽きやすいだけでなく見た目も良く、またコンパクトなところも嬉しいです。
すべて分解し、刃はワイヤーブラシで研磨してから入念に洗浄。エアーで即乾燥させました。その後、試し挽きをし、撮影し、再度分解して洗浄、乾燥。すぐに使える状態に仕上がっております。
上の写真は、左側が粗めに、右側は細かめに挽いた豆。コーヒーミルはプジョーのGIが一番かと思ってましたが、ザッセンハウスは引っかかりの少ない非常にスムーズな挽き心地で、ちょいと悔しいくらい挽きやすかったです。ポイントは刃にあるようで、一般的な鋳鉄ではなく、硬質特殊鋼を使ってるんだそう。
小キズやくすみなどはあるものの、グッドコンディションと言っても差し支えないレベル。手前味噌ですが、手間をかけたわりに価格はおさえてますので、手回しミルをお探しだったお客様はぜひ。
ZASSENHAUS ザッセンハウス 156 コーヒーミル