ガラスに特徴のある100年前のBall Masonシリーズ

Ball Masonシリーズ

今日はBall Jarの中でも初期のラインとなるBall Masonシリーズのジャーを6点アップしました。

Ball Masonは1898~1914年まで製造されていた、100年ほど前のシリーズになります。製造期間はわずか16年間と、さほど長くはありませんでしたが、その間、フォルムやロゴマークの変更もあり、非常に奥の深いシリーズとなっております。

アップしたのは、おおまかに分けるとBall Masonの中でも中期と後期の2種類で、ロゴマークは同じですが、フォルムが異なります。下の写真、左側に並んでいる弾丸のようなフォルムの2点が中期のもの、右側に並んでいる4点が後期のもの。

Ball Masonシリーズ

ちなみに右側の後期のボトルをもとに新たに作られたシリーズがPerfect Masonシリーズ。形はかなり似ています。

Ball Masonシリーズ

Ball Masonシリーズ

ボトルにはご覧のようにシワやうねり、気泡が含まれれいて、古いガラスならではの味わいが楽しめますが、さらに後期のボトルについては、この特徴が非常に顕著に現れている点が興味深いです。入手しやすい価格帯のBall Jarの中では、おそらくこのBall Masonシリーズの後期のボトルのガラスの質感はピカイチでしょう。

カラーは中期のボトル一本のみアクアグリーンで、他はすべてアクアブルー。年代のわりにコンディションはどれも良好です。

これからの季節ぴったりな涼し気なカラー。そのまま飾ってもよし、花瓶というのもオススメです。なお口の径は現行品のレギュラーマウスと同じサイズですので、蓋をキレイなものに交換すれば、コーヒー豆や調味料などの保存にもお使いいただけます。

Ball Mason(1907~1910年) 1 / 2
Ball Mason(1909~1914年) 1 / 2 / 3 / 4
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