無地のホワイトでプチShenango祭り

Shenangoのマグカップたち

Shenangoのマグカップが3種類入荷してまして、写真を撮ろうと並べてみたら、プチShenango祭りになりました。すべて無地のホワイトになります。

一番小さいやつは、マグカップというか、カスタードカップになります(上の写真の右手前)。カスタードカップは日本ではあまり耳慣れない名前かもしれませんが、万能選手でして、要は小鉢と考えていただければよろしいかと。デザイン的にはとてもシンプルなので、ヨーグルトからぜんざい、甘酒と、和洋問わずお使いいただけるかと思います。またコーヒーカップにも使えますし、野菜スティックを入れたり、カトラリーを立てておいたり、草花を生けたり、シェービングカップにしたり…etc.
Shenangoカスタードカップ

持ち手がついてるマグカップは、極めてシンプルな一品(上の写真の左手前)。程よい厚みと程よい重量感。見た感じ、何の変哲もないマグですが、コーヒータイムの脇役に徹する潔いデザイン。マグカップはこうあるべきなのではないかなと思います。デイトコードから1953年製ということはわかるのですが、「Shenango China」の文字が斜体になっているバックスタンプ(下の写真中央)は初見でした。かなり珍しいかと思います。
Shenangoコーヒーマグ

最後は大きな湯呑みのような、持ち手の付いていないマグカップ、通称ウォッチマンズマグ(上の写真中央奥)。持ち手の付いていないこういったマグカップは、アメリカ海軍が船の中の食堂で使うために作らせたものになります。衝撃に耐えられるよう作りは厚手で、欠けてしまうような持ち手ははじめから付けないというスタンスでした。同じように持ち手の付いていないマグカップとしては、Corning社のミルクガラスのネイビーウォッチマグやPyrexのTerraが有名ですが、陶器製のものはメーカー問わず現存数が極めて少なくて希少です。今回入荷分はアップはしておりませんが、Shenangoのウォッチマンズの中では最もキレイなコンディションです。入荷数は2点。ぜひ店頭で手に取ってご覧いただきたい一品です。またリクエストいただければ、メールにてお写真をお送りします。
同じタイプのShenangoウォッチマンズマグ

Shenangoのマグカップたち