今日はかき氷屋で使われていた氷コップをはじめ、日本の食器類をアップしました。
氷コップは、かき氷専用の容器として作られた脚の付いたガラスの器のこと。かき氷屋は明治時代のはじめ頃に誕生していたそうですが、その普及とともに容器も様々な進化を遂げます。特に大正時代には特殊な技法によって様々な模様が施された氷コップが次々と作られ、現在数十万円という値段のついているものもざらに見られます。
が、当店でまさかそのようなものが扱えるはずもなく、アップしたのはもっと身近な氷コップたち。特段目を引く模様は入っておりませんが、そのかわり価格は手ごろ。普段使いもしやすいです。
こちらは下のほうにカットが入ったグラス。さほど古くはない昭和期の一品です。持ち手は大きめ、ボディは厚手の作りをしていて、小ぶりなジョッキといった感じ。モヒートやアイリッシュコーヒーなんかが似合いそうなサイズ感の一品です。
1970~1980年代の木のボウルです。これでもかというくらいシンプルですが、それだけに飽きずに使い続けられる一品です。ブランド名などが入っていないところも個人的には好き。直径は15cmほどで、サラダやスープボウルとして、あるいはおかずの盛り付け、取り皿など、使い回しのきくサイズ感となっております。