KODAKフィルムケースの中身が判明

KODAKフィルムケース

先日ご来店いただいたお客様から、これまでわからなかったKODAKの丸い缶の中身について教えていただく機会があったので、オンラインストアの説明文を修正しがてら、ブログでもご紹介したいと思います。

そのKODAKの丸い缶とは、上の写真に写っている3種類。
https://item.rakuten.co.jp/sho-zo/kodak-case-1/
https://item.rakuten.co.jp/sho-zo/kodak-case-2/
https://item.rakuten.co.jp/sho-zo/kodak-case-3/

これらの缶には蓋やステッカーに「film」の文字が見られるので、巻いたフィルムが収められていたんだろうなあということは予想していました。ただし、サイズ的に映画撮影用のフィルムかと思っていたのですが、この予想は外れていて、基本的に写真撮影用のフィルムなんだそうです。

普段素人の僕たちがカメラのフィルムと呼んでるやつは、正確に言うとカートリッジにフィルムを巻き付けた状態で売られているもの。この「フィルム」は当然ながら写真を撮る上で必要なので、撮るぶんだけお金もかさんでしまうわけですが、カートリッジとフィルムを買ってきて自分で巻いてしまうという方法があるそうなのです。

これをやるには、ちょっとした器具が必要にはなりますが、自分で巻けば断然安上がりなわけで、好きな人は空のカートリッジとフィルムの長いロールを買ってきて自分で巻くんだそうです。で、この長いフィルムのロールが入っていたケースが、これらの缶なんだそうです。

ちなみに黒い小さいやつは110フィルム(16mm)、大きい二つは一般的な35mmのフィルムがロールが入っていたものと思われます。

仕事柄、カメラはほぼ毎日使ってはいますが、いかんせんデジカメばかりで、こういったことは全く知識がありませんでした。教えてくださったお客様には改めて感謝申し上げます。

KODAKフィルムケース