戦前のタコ瓶とガラスの乳鉢をアップしました。どちらも今でも作っているメーカーはありますが、古いものになるほど数は少ないわけで、かといってへんに付加価値のつくものでもなく、こういったものが一番面白いと思う。
植物の種などを入れて標本にする種子瓶にはイカ瓶とタコ瓶の2種類があって、こちらはタコ瓶になります。イカ瓶よりも断然数は少なく、さらに戦前の瓶ともなるとかなり希少です。現行品とはまったく違ったガラスの質感がとにかく魅力的。
サイズの合うコルクを探してもらって、コーヒー豆やスパイスを入れたり、種や綿毛を入れて飾ったり、もちろんそのまま置いておくだけでも十分目を楽しませてくれる一品です。
タコ瓶
薬をすりつぶしたり混ぜ合わせたりするのに使われる乳鉢。乳鉢といえば白磁のものが主流ですが、久しぶりにガラスの乳鉢が4点集まりました。戦前のものが2点と、戦後のものが2点。サイズや色形それぞれ異なりますので、ぜひご覧下さい。
ガラスの乳鉢 φ11.8cm
ガラスの乳鉢 φ12.3cm
ガラスの乳鉢 φ12cm
ガラスの乳鉢 φ15cm