使われずに残されていた大正時代の東洋陶器の小皿
東陶機器(TOTO)が、かつて東洋陶器という社名の時代に作っていた小皿が、紙に包まれたままの未使用の状態で入荷しました。 裏面の刻印は、東洋陶器が設立された1917年から1921年までの間、使用されていたもの。現在は衛生...
東陶機器(TOTO)が、かつて東洋陶器という社名の時代に作っていた小皿が、紙に包まれたままの未使用の状態で入荷しました。 裏面の刻印は、東洋陶器が設立された1917年から1921年までの間、使用されていたもの。現在は衛生...
軍モノの食器類はとても奥が深く、様々なメーカー、様々な年代のものが存在し、また階級別にマークが異なるなど、集めだしたらキリがない世界。その中でもたいへんレアと言われるShenangoの大きなサービングボウル(大きめの鉢)...
泥漿(でいしょう)と呼ばれる水で溶いた粘土をスポイトでたらし、泥漿が乾かないうちにナイフなどで引っ掻き模様をつけた、伝統的なスリップウェアの大皿です。模様はもちろん手作業によるもの。そのため、全く同じ柄は二つとしてありま...
素朴なかぼちゃ色をした小ぶりなパイ皿。なんとも食欲をそそる色味をしております。煮込みハンバーグやアヒージョなんかが似合いそう。 使用感があまりなく、わりと近年に作られたもののように思われます。アンティークのレッドウェアが...
漬物に使う甕を小さくしたような形の陶器製の容器。ディーラーは19世紀のものだと言うのだが、鵜呑みのはできない。 漬物ではなく、実際は調味料などの保存に使われていた容器になります。カトラリーやペン立てにしたり、非常にキレイ...
ぽってりした厚手のガラスのピッチャー。写真の現像に使う薬液を作る際に使用されていたものです。 紫外線ライトをあてると蛍光するので、戦前のものかと。目盛りの数字がちょっと不格好なんですが、おそらく、いや、間違いなく手彫りで...
昨日の石皿に続いて、こちらも益子と聞いておりますが、正確なところは不明としておきます。柿釉抜絵の大皿になります。 抜絵にはわりと抽象的な模様が多いように思われますが、この皿には二匹の魚がはっきりと描かれています。蝋で模様...
小皿と中皿の中間といったサイズ感のスリップウェアのプレート。日本製です。あたたかみを感じる色味なので、デザート用にはもちろんオススメですが、深さがあるので取り皿としても使いやすいかと思います。在庫は写真に写っている3点と...
何の変哲もないガラスのグラタン皿。デザイン面で特に説明するような部分はなく、取り分けレアなわけでもない。日常的に使える丈夫さがあればいい。そんな一品です。 製造はパイレックスとライセンス契約を結んでいた時代のIwaki ...
上部がシュッと広がった、日本酒用に用いられていたと思われる小ぶりなグラス。ブラックライトをあてるとグリーンに蛍光するため、おそらく戦中~戦後頃のものだろう。小学二年生の娘にこれを見せてやったら、結構喜んでくれた。 正直に...
コロンとした愛らしいフォルムのMarcrest Stonewareの小ぶりなポット。豆料理などに使われるためBean Potなんて呼ばれてるけど、簡単に言ってしまえば小鉢だ。だから煮物からおひたし、漬物、デザート、あるい...
アメリカから届いたマグを3種類。上の写真のブラウンの背の低いマグはHull Pottery。径は広いので、容量は240mlほどあります。コーヒーマグとしてはもちろん、カフェオレやスープ類、あるいはアイスやヨーグルトなどの...
Pfaltzgraff。なかなか読めないかと思いますが、これでファルツグラフと読みます。1811年創業の非常に古い歴史を持つ窯元です。 Pfaltzgraffのスープカップ。縁からミルクをかけ流したような「Brown D...
先月は蕎麦猪口と湯呑み茶碗がまとまった数入荷したのだけれど、年代的には江戸のおわりから明治時代にかけて作られたものたち。割れ物であるこれらの品々が、使える状態のままよくもまあ100年以上も残されてきたものだと、つくづく感...